ヤッホー!!4年生 盲導犬が北小に・・

福祉学習「福祉ってなあに」の最後の体験学習「盲導犬学習」をしました。

今回、ハーネスクラブの方々にお世話になりました。

視覚障害者のお二人がそれぞれ一緒に生活している盲導犬を連れてきてくださったのです。


 前半は、3階の音楽室で、ハーネスクラブの方から盲導犬の一生について聞きました。

次に、一緒に暮らしている方のお話です。盲導犬への指示は、英語です。

行きたい場所は、頭に地図を描いて、「一つ目の角で右、二つ目の角で・・」のように全て指示するそうです。

 

後半は、体育館で実際に、視覚障害者の方が盲導犬と歩く様子を見ました。(体育館に行くため、3階から1階に階段を下りる時、視覚障害者の方は、盲導犬のハーネスをにぎりとてもズムーズに下りて来ました。想像したより速く階段を下りてこられたので大変驚きました。盲導犬との信頼関係があるのかもしれません。)

 実際に歩く時、「good!good!」と言って盲導犬を褒めながら歩きます。「みんなもほめられると嬉しいでしょ」とおっしゃっていました。

行き止まりがあると、盲導犬は、自分の体をはってこれ以上行けないように止めます。盲導犬の賢さに改めて感心しました。

代表児童4人に寸劇に参加してもらいました。盲導犬は、お仕事中だから、お菓子をあげたり、口笛をふいたりして、興味をそらすようなことをしてはいけないそうです。盲導犬ではなく、視覚障害者の方に話しかけるのがよいそうです。

盲導犬と一緒に入ることのできるお店が昔より増えてきたそうです。多くの方に盲導犬のことを知ってもらいたいとお話されていました。

最後にたくさんの質問にも答えていただきました。

たとえ泥棒が入ってきても、盲導犬はほえないよう訓練されていると聞きました。また、引退犬には、3か月以上経てば、会うことができるそうです。以前飼っていた盲導犬に会いに行ったとき、新しい家族と幸せに過ごしていて安心されたそうです。

 

4年生は、これまでの福祉体験学習で多くの方々とふれあいました。

体験学習は、子どもたちの心の中に深く刻まれ、「もし、自分だったら」と考える機会をいただきました。

この学習を通して、自分にできることを考え、実行する勇気の大切さを学びました。

 

この1年間、北小の4年生の福祉体験学習に関わってくださった皆様に改めて感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。